2024.9.1週報教会のお知らせ

2024.9.1週報教会のお知らせ

ウェストミンスター小教理問答
問14. 罪とは、何ですか。

答 罪とは、神の律法への一致に少しでも欠けること、あるいは、神の律法にそむくことです1。   1 Ⅰヨハネ3:4

 
◇9月から小会は第2週に行います。

 
◇9月10日(火)~9月17日(火)まで鈴木牧師は夏期休暇です。

緊急連絡先は、長老森﨑千恵、安井英子までお願いします。

(電話番号は住所録に記載)

 
◇第74回日本キリスト教会大会

10月16日(水)~18日(金) 柏木教会

正議員 鈴木美津子牧師  長老安井英子(16日午後、18日午前)

長老森﨑千恵(17日全日)

投票補助 菊地晴子   前日15日準備手伝い 済陽高志

 
◇10月20日(日)「秋のオープンチャーチ」(合同礼拝)

礼拝後にバザーを開催します。コーヒー、おにぎり他も販売。

出店希望の方は、1階受付の申込み用紙にてお申し込みください。

(担当 薄田東正)

2024.9.1 の週報掲載の説教

2024.9.1 の週報掲載の説教

<2024年7月14日の説教から>

『主イエスの言葉を信じる』
ヨハネによる福音書4章43節~54節

牧師 鈴木 美津子

ガリラヤのカナにカファルナウムの町から、一人の王の役人がわざわざ主イエスを訪れた。カファルナウムからカナまでは直線でおよそ30キロ。彼はその道のりを越えて、主イエスに会いにやってきた。彼の息子が、死にかけるほどの病気であったからだ。

彼は、主イエスにカファルナウムまで下って来て、息子をいやして欲しいと訴えた。しかし、主イエスは「あなたがたは、しるしや不思議な業を見なければ、決して信じない(48)」と、冷たい反応をされた。しかし彼はあきらめない。「主よ、子供が死なないうちに、おいでください(49)」と、しつこく食い下がる。そこで主イエスのほうが、彼の熱意に負けたのか、あるいは彼の中に、何かしら、他のユダヤ人とは違う信仰のかけらを見て取られたか、「帰りなさい。あなたの息子は生きる(50)」という言葉をかけられた。しかし、この言葉は、この王の役人を戸惑わせたことであろう。彼が願ったことは、主イエスを連れ帰って、いやしていただくことであったからだ。そのことは拒否されたが、主イエスは「あなたの息子は生きる」と宣言をされた。つまり主イエスは、彼がこの時、主イエスの救いの宣言だけを聞いて、その言葉を信じるかどうかを問われたのである。彼はこの時「見ないで信じる信仰」へと促されたのだ。そして彼は、イエスの言われた言葉を信じて帰って行った。
彼は、帰る途中で、息子の病気がよくなったことを知らされた。そしてその時刻を尋ねると、主イエスが「あなたの息子は生きる」と宣言されたのと同じ時刻であった。

大事なことは、彼はしるしを見て信じたのではなく、見ないまま、言葉を聞いて信じた、その結果として、「息子が生きる」というしるしを与えられたということである。確かに、しるしは信仰をもってみて、しるしとしての意味を持つ。信仰をもってでなければ、しるしをしるしとして見抜くことすらできないからだ。この王の役人は見ないで信じた結果、それをしるしとして見ることができた。

主イエスこそが、私たちを本当に生かすことのできる、命の主である。そして、私たちにも、「あなたは生きる」と言ってくださる。根本的に人間をたちあがらせ、頑張る力を内側から与えるのは「あなたは生きる」という主イエスの言葉だけである。十字架の死から復活された主イエスの命の言葉だけが私たちを真に生かすことができるのである。

2024.9.1 主日礼拝の録画映像

2024.9.1 主日礼拝の録画映像
主 日 礼 拝     2024.9.1 午前 10:30
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2024.9.1 主日礼拝の案内
週 報80巻35号 2024.9.1
 
「ここに大麦のパン五つと魚二匹とを持っている少年がいます。けれども、こんなに大勢の人では、何の役にも立たないでしょう。」

(ヨハネによる福音書6章9節)

 
主 日 礼 拝     < 聖 餐 式 >午前 10:30
 
奏楽 板 垣 玲 子
                 
<神の招き>
 
招 詞   ローマの信徒への手紙5章1節~5節
1 このように、わたしたちは信仰によって義とされたのだから、わたしたちの主イエス・キリストによって神との間に平和を得ており、 
2 このキリストのお陰で、今の恵みに信仰によって導き入れられ、神の栄光にあずかる希望を誇りにしています。 
3 そればかりでなく、苦難をも誇りとします。わたしたちは知っているのです、苦難は忍耐を、 
4 忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。 5希望はわたしたちを欺くことがありません。わたしたちに与えられた聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからです。
 
讃 詠   28
み栄えあれや、 父と子と聖霊に、
はじめも今も とわにかわらず、
み神に アーメン、アーメン。
罪の告白と赦し 詩編51編12節~21節
12 神よ、わたしの内に清い心を創造し
新しく確かな霊を授けてください。
13 御前からわたしを退けず
あなたの聖なる霊を取り上げないでください。
14 御救いの喜びを再びわたしに味わわせ
自由の霊によって支えてください。
15 わたしはあなたの道を教えます
あなたに背いている者に
罪人が御もとに立ち帰るように。
16 神よ、わたしの救いの神よ
流血の災いからわたしを救い出してください。
恵みの御業をこの舌は喜び歌います。
17 主よ、わたしの唇を開いてください
この口はあなたの賛美を歌います。
18 もしいけにえがあなたに喜ばれ
焼き尽くす献げ物が御旨にかなうのなら
わたしはそれをささげます。
19 しかし、神の求めるいけにえは打ち砕かれた霊。
打ち砕かれ悔いる心を
神よ、あなたは侮られません。
20 御旨のままにシオンを恵み
エルサレムの城壁を築いてください。
21 そのときには、正しいいけにえも
焼き尽くす完全な献げ物も、あなたに喜ばれ
そのときには、あなたの祭壇に
雄牛がささげられるでしょう。
 
 
讃美歌  6
(1)つくりぬしを 賛美します。
   み前に進み ひれふし、
   ささげます 身もたましいも、
   きよい主のみ名を 感謝して。
(2)全能の神を 賛美します。
   嵐と波を しずめて、
   こころみに 打ち勝つ力
   与える恵みに 感謝して。
(3)心こめて 賛美します。
   よろこびの声 合わせて、
   強い手で いつも導く
   あがないの神に 感謝して。
 
<神の言葉>
聖 書
列王記上17章8節~16節 (旧約P.561)
8 また主の言葉がエリヤに臨んだ。 
9 「立ってシドンのサレプタに行き、そこに住め。わたしは一人のやもめに命じて、そこであなたを養わせる。」 
10 彼は立ってサレプタに行った。町の入り口まで来ると、一人のやもめが薪を拾っていた。エリヤはやもめに声をかけ、「器に少々水を持って来て、わたしに飲ませてください」と言った。 
11 彼女が取りに行こうとすると、エリヤは声をかけ、「パンも一切れ、手に持って来てください」と言った。 
12 彼女は答えた。「あなたの神、主は生きておられます。わたしには焼いたパンなどありません。ただ壺の中に一握りの小麦粉と、瓶の中にわずかな油があるだけです。わたしは二本の薪を拾って帰り、わたしとわたしの息子の食べ物を作るところです。わたしたちは、それを食べてしまえば、あとは死ぬのを待つばかりです。」 
13 エリヤは言った。「恐れてはならない。帰って、あなたの言ったとおりにしなさい。だが、まずそれでわたしのために小さいパン菓子を作って、わたしに持って来なさい。その後あなたとあなたの息子のために作りなさい。 
14 なぜならイスラエルの神、主はこう言われる。
主が地の面に雨を降らせる日まで
壺の粉は尽きることなく
瓶の油はなくならない。」
15 やもめは行って、エリヤの言葉どおりにした。こうして彼女もエリヤも、彼女の家の者も、幾日も食べ物に事欠かなかった。 
16 主がエリヤによって告げられた御言葉のとおり、壺の粉は尽きることなく、瓶の油もなくならなかった。
 
ヨハネによる福音書6章1節~15節 (新約P.174)
 
1 その後、イエスはガリラヤ湖、すなわちティベリアス湖の向こう岸に渡られた。 
2 大勢の群衆が後を追った。イエスが病人たちになさったしるしを見たからである。 
3 イエスは山に登り、弟子たちと一緒にそこにお座りになった。 
4 ユダヤ人の祭りである過越祭が近づいていた。 
5 イエスは目を上げ、大勢の群衆が御自分の方へ来るのを見て、フィリポに、「この人たちに食べさせるには、どこでパンを買えばよいだろうか」と言われたが、 
6 こう言ったのはフィリポを試みるためであって、御自分では何をしようとしているか知っておられたのである。 
7 フィリポは、「めいめいが少しずつ食べるためにも、二百デナリオン分のパンでは足りないでしょう」と答えた。 
8 弟子の一人で、シモン・ペトロの兄弟アンデレが、イエスに言った。 
9 「ここに大麦のパン五つと魚二匹とを持っている少年がいます。けれども、こんなに大勢の人では、何の役にも立たないでしょう。」 
10 イエスは、「人々を座らせなさい」と言われた。そこには草がたくさん生えていた。男たちはそこに座ったが、その数はおよそ五千人であった。 
11 さて、イエスはパンを取り、感謝の祈りを唱えてから、座っている人々に分け与えられた。また、魚も同じようにして、欲しいだけ分け与えられた。 
12 人々が満腹したとき、イエスは弟子たちに、「少しも無駄にならないように、残ったパンの屑を集めなさい」と言われた。 
13 集めると、人々が五つの大麦パンを食べて、なお残ったパンの屑で、十二の籠がいっぱいになった。 
14 そこで、人々はイエスのなさったしるしを見て、「まさにこの人こそ、世に来られる預言者である」と言った。 
15 イエスは、人々が来て、自分を王にするために連れて行こうとしているのを知り、ひとりでまた山に退かれた。
 
 
祈 り    
 
 
讃美歌  459
(1)飼い主わが主よ、まよう我らを
   若草の野べに  ともないたまえ。
   我らを守りて  養いたまえ、
   我らは主のもの、主の群れなれば。
(2)良き友となりて 常にみちびき、
   まよわば尋ねて つれ帰りませ。
   我らの祈りを  受け入れたまえ、
   我らは主のもの、ただ主に頼る。
(3)赦しのみちかい、救いのめぐみ、
   きよむる力は  ただ主にぞある。
   我らをあがない 生命(いのち)をたまう、
   我らは主のもの、主に在りて生く。
(4)主よ、いつくしみを 我らに満たし、
   今よりみむねを なさしめたまえ。
   我らをあわれむ み恵みふかし、
   我らは主のもの、ただ主を愛す。
説  教
 「欠けた部分を、神様の恵みが覆ってくださる」
                  鈴木 美津子
 
<神への応答>
讃美歌  198
1 二ひきのさかなと 五つのパンを
イェスさましゅくして わけました。
2 おとなもこどもも なかよくすわり、
みんなでいっぱい たべました。
3 さいごにのこった さかなとパンは、
十二のかごから あふれます。
4 せいしょのことばを しんじるひとに、
主イェスのちからが あふれまう。
日本キリスト教会信仰の告白
わたしたちが主とあがめる神のひとり子イエス・キリストは、
真の神であり真の人です。
主は、神の永遠の計画にしたがい、人となって、
人類の罪のため十字架にかかり、完全な犠牲をささげて、
あがないをなしとげ、復活して永遠のいのちの保証を与え、
救いの完成される日までわたしたちのためにとりなしてくださいます。
 神に選ばれてこの救いの御業を信じる人はみな、
キリストにあって義と認められ功績なしに罪をゆるされ、
神の子とされます。また、父と子とともにあがめられ礼拝される聖霊は、
信じる人を聖化し、御心を行わせてくださいます。
この三位一体なる神の恵みによらなければ、
人は罪のうちに死んでいて、神の国に入ることはできません。
 旧・新約聖書は神の言であり、そのなかで語っておられる聖霊は、
主イエス・キリストを顕かに示し、信仰と生活との誤りのない審判者です。
 教会はキリストのからだ、神に召された世々の聖徒の交わりであって、
主の委託により正しく御言を宣べ伝え、聖礼典を行い、信徒を訓練し、
終わりの日に備えつつ、主が来られるのを待ち望みます。
 古代の教会は、聖書によって次のように信仰を告白しました。
わたしたちもまた使徒的信仰の伝統にしたがい、
讃美と感謝とをもってこれを共に告白します。
わたしは、天地の造り主、全能の父なる神を信じます。
わたしは、そのひとり子わたしたちの主、イエス・キリストを信じます。
主は聖霊によってやどり、処女(おとめ)マリアから生まれ、
ポンティオ・ピラトのもとで苦しみを受け、十字架につけられ、
死んで葬られ、よみにくだり、三日目に死者のうちから復活し、
天に昇って、全能の父なる神の右に座しておられます。
そこから来て、生きている者と死んでいる者とを審(さば)かれます。
わたしは、聖霊を信じます。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、
罪の赦し、からだの復活、永遠のいのちを信じます。
聖餐式  79
1
みまえにわれらつどい、ともにわかつみ糧(かて)を、
世(よ)の光(ひかり)なる主(しゅ)のことばもて祝(しゅく)したまえ。
2
み招(まね)きにこたえつつあずかるさかずきをも、
世(よ)の光(ひかり)なる主(しゅ)のことばもて祝(しゅく)したまえ。
3
みわざをたたえうたい、みまえにつどう民(たみ)を、
世(よ)の光(ひかり)なる主(しゅ)のことばもて祝(しゅく)したまえ
公 告  
 
献金感謝 
 
主の祈り
天にまします我らの父よ、
願わくは御名をあがめさせたまえ。
御国を来たらせたまえ。
御心の天に成る如く、地にもなさせたまえ。
我らの日用の糧を、今日も与えたまえ。
我らに罪を犯す者を、我らが赦す如く、我らの罪をも赦したまえ。
我らを試みに遭わせず、悪より救い出したまえ。
国と力と栄えとは、限りなく、汝のものなればなり。
アーメン
頌 栄  24
たたえよ、主の民、みつかいと共に、
恵みにあふれる 父・子・聖霊を。
アーメン
派遣と祝福
たたえよ、主の民、みつかいと共に、
恵みにあふれる 父・子・聖霊を。
アーメン
後 奏    
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今こそ私たちの祈りを結集させ、

主により頼みつつこの難局を乗り切りましょう。

主の守りと支えとが、これまで同様、今も、永遠に *******************************************************