2024.8.25 主日礼拝の案内

2024.8.25 主日礼拝の案内
週 報80巻34号 2024.8.25
互いに相手からの誉れは受けるのに、唯一の神からの誉れは求めようとしないあなたたちには、どうして信じることができようか。

(ヨハネによる福音書5章44節)

 
主 日 礼 拝       午前 10:30 
 奏楽 田 中  愛
 
招 詞   ヨハネによる福音書4章23節~24節
23 しかし、まことの礼拝をする者たちが、霊と真理をもって父を礼拝する時が来る。今がその時である。なぜなら、父はこのように礼拝する者を求めておられるからだ。 
24 神は霊である。だから、神を礼拝する者は、霊と真理をもって礼拝しなければならない。」
 
讃 詠   ✳️545A
父の御神に、み子に、きよき御霊に、
むかしながらの御栄えあれや、
ときわに、アーメン、アーメン
 
罪の告白と赦し 詩編51編1節~11節
1【指揮者によって。賛歌。ダビデの詩。 
2 ダビデがバト・シェバと通じたので預言者ナタンがダビデのもとに来たとき。】
3 神よ、わたしを憐れんでください
御慈しみをもって。
深い御憐れみをもって
背きの罪をぬぐってください。
4 わたしの咎をことごとく洗い
罪から清めてください。
5 あなたに背いたことをわたしは知っています。
わたしの罪は常にわたしの前に置かれています。
6 あなたに、あなたのみにわたしは罪を犯し
御目に悪事と見られることをしました。
あなたの言われることは正しく
あなたの裁きに誤りはありません。
7 わたしは咎のうちに産み落とされ
母がわたしを身ごもったときも
わたしは罪のうちにあったのです。
8 あなたは秘儀ではなくまことを望み
秘術を排して知恵を悟らせてくださいます。
9 ヒソプの枝でわたしの罪を払ってください
わたしが清くなるように。
わたしを洗ってください
雪よりも白くなるように。
10 喜び祝う声を聞かせてください
あなたによって砕かれたこの骨が喜び躍るように。
11 わたしの罪に御顔を向けず
咎をことごとくぬぐってください。
 
讃美歌  *9
1.ちからの主を ほめたたえまつれ、
わがこころよ、今しも目さめて、
たてごと かきならしつつ、
御名をほめまつれ。
2.すくいの主を ほめたたえまつれ、
みことばもて わが身をはげまし、
なやみに かたしめたもう
みいつたぐいなし。
3.いのちの主を ほめたたえまつれ、
しげきめぐみ あめとふりそそぐ、
つきせぬ みいつくしみを
いかでわするべき。
アーメン
 
<神の言葉>
聖 書  詩編84編1節~13節  (旧約P.921)
1【指揮者によって。ギティトに合わせて。コラの子の詩。賛歌。】
2 万軍の主よ、あなたのいますところは
どれほど愛されていることでしょう。
3 主の庭を慕って、わたしの魂は絶え入りそうです。
命の神に向かって、わたしの身も心も叫びます。
4 あなたの祭壇に、鳥は住みかを作り
つばめは巣をかけて、雛を置いています。
万軍の主、わたしの王、わたしの神よ。
5 いかに幸いなことでしょう
あなたの家に住むことができるなら
まして、あなたを賛美することができるなら。〔セラ
6 いかに幸いなことでしょう
あなたによって勇気を出し
心に広い道を見ている人は。
7 嘆きの谷を通るときも、そこを泉とするでしょう。
雨も降り、祝福で覆ってくれるでしょう。
8 彼らはいよいよ力を増して進み
ついに、シオンで神にまみえるでしょう。
9 万軍の神、主よ、わたしの祈りを聞いてください。
ヤコブの神よ、耳を傾けてください。〔セラ
10 神よ、わたしたちが盾とする人を御覧になり
あなたが油注がれた人を顧みてください。
11 あなたの庭で過ごす一日は千日にまさる恵みです。
主に逆らう者の天幕で長らえるよりは
わたしの神の家の門口に立っているのを選びます。
12 主は太陽、盾。
神は恵み、栄光。
完全な道を歩く人に主は与え
良いものを拒もうとはなさいません。
13 万軍の主よ、あなたに依り頼む人は
いかに幸いなことでしょう。
 
ヨハネによる福音書5章41節~47節(新約P.173)
41 わたしは、人からの誉れは受けない。 
42 しかし、あなたたちの内には神への愛がないことを、わたしは知っている。 
43 わたしは父の名によって来たのに、あなたたちはわたしを受け入れない。もし、ほかの人が自分の名によって来れば、あなたたちは受け入れる。 
44 互いに相手からの誉れは受けるのに、唯一の神からの誉れは求めようとしないあなたたちには、どうして信じることができようか。 
45 わたしが父にあなたたちを訴えるなどと、考えてはならない。あなたたちを訴えるのは、あなたたちが頼りにしているモーセなのだ。 
46 あなたたちは、モーセを信じたのであれば、わたしをも信じたはずだ。モーセは、わたしについて書いているからである。 
47 しかし、モーセの書いたことを信じないのであれば、どうしてわたしが語ることを信じることができようか。」
 
 
祈 り               三 浦 勇 二
 
 
讃美歌  *76
1
ほめまつれ御神をば
そのわざに秘めたもう
またき力、またき知恵、
たたえまつれ、もろびとよ。
地は空をわたりつつ
くにぐにを乗せめぐり、
つとめの日をあおがしめ
いこいの夜をむかえしむ。
ものみなはとどまらず、
はてしなき移ろいや、
みことのりにしたがいて
山はうつり、海も消ゆ。
あおいなり天つかみ、
みなにのみほまれあれ、
くすしきかな御手のわざ、
こえのかぎりほめうたわん。
説  教
「誰からの誉れを求めるのですか」  鈴木 美津子
 
 
<神への応答>
讃美歌  *270
1
信仰こそ旅路を導く杖
よわきを強むる力なれや
こころ勇ましく旅を続け行かん
この世の危うき恐るべしや
2
わが主を頭と仰ぎ見れば
ちからの泉は湧きて尽きず
恵み深き主の御傷みまつれば
わずかに残る火 ふたたび燃ゆ
3
主イェスの御跡を たどり行けば
けわしき山路も安けきみち
いかで迷うべき などて疲るべき
ますぐに御神へ近づきゆかん
4
信仰をぞわが身の杖と頼まん
するどき剣も くらぶべしや
代々の聖徒らを強く生かしたる
御霊を我にも与えたまえ
使徒信条
わたしは、天地の造り主、全能の父なる神を信じます。
わたしは、そのひとり子、わたしたちの主、イエス・キリストを信じます。
主は聖霊によってやどり、処女マリヤから生まれ、ポンティオ・ピラトのもとで
苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、陰府にくだり、三日目に
死者のうちから復活し、天に昇って、全能の父なる神の右に座しておられます。
そこから来て、生きている者と死んでいる者とを審かれます。
わたしは、聖霊を信じます。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、
からだの復活、永遠のいのちを信じます。
アーメン。
日本キリスト教会信仰の告白
わたしたちが主とあがめる神のひとり子イエス・キリストは、
真の神であり真の人です。
主は、神の永遠の計画にしたがい、人となって、
人類の罪のため十字架にかかり、完全な犠牲をささげて、
あがないをなしとげ、復活して永遠のいのちの保証を与え、
救いの完成される日までわたしたちのためにとりなしてくださいます。
 神に選ばれてこの救いの御業を信じる人はみな、
キリストにあって義と認められ功績なしに罪をゆるされ、
神の子とされます。また、父と子とともにあがめられ礼拝される聖霊は、
信じる人を聖化し、御心を行わせてくださいます。
この三位一体なる神の恵みによらなければ、
人は罪のうちに死んでいて、神の国に入ることはできません。
 旧・新約聖書は神の言であり、そのなかで語っておられる聖霊は、
主イエス・キリストを顕かに示し、信仰と生活との誤りのない審判者です。
 教会はキリストのからだ、神に召された世々の聖徒の交わりであって、
主の委託により正しく御言を宣べ伝え、聖礼典を行い、信徒を訓練し、
終わりの日に備えつつ、主が来られるのを待ち望みます。
 古代の教会は、聖書によって次のように信仰を告白しました。
わたしたちもまた使徒的信仰の伝統にしたがい、
讃美と感謝とをもってこれを共に告白します。
わたしは、天地の造り主、全能の父なる神を信じます。
わたしは、そのひとり子わたしたちの主、イエス・キリストを信じます。
主は聖霊によってやどり、処女(おとめ)マリアから生まれ、
ポンティオ・ピラトのもとで苦しみを受け、十字架につけられ、
死んで葬られ、よみにくだり、三日目に死者のうちから復活し、
天に昇って、全能の父なる神の右に座しておられます。
そこから来て、生きている者と死んでいる者とを審(さば)かれます。
わたしは、聖霊を信じます。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、
罪の赦し、からだの復活、永遠のいのちを信じます。
公 告  
 
献金感謝 
 
主の祈り
天にまします我らの父よ、
願わくは御名をあがめさせたまえ。
御国を来たらせたまえ。
御心の天に成る如く、地にもなさせたまえ。
我らの日用の糧を、今日も与えたまえ。
我らに罪を犯す者を、我らが赦す如く、我らの罪をも赦したまえ。
我らを試みに遭わせず、悪より救い出したまえ。
国と力と栄えとは、限りなく、汝のものなればなり。
アーメン
頌 栄  *542
よをこぞりて
ほめたたえよ
みさかえつきせぬ
あまつ-かみを
アーメン
派遣と祝福
 
後 奏 
 
 
礼拝当番
(今週)安井 英子

(次週)森﨑 千恵

 
献金当番
(今週)薄田 東正 草野 恵

(次週)国見 照子 白川典子

 
ライブ配信当番
(今週)小出 勝

(次週)新畑 信

 

2024.8.25~2024.8.31 の集会案内

2024.8.25~2024.8.31 の集会案内

      集 会

 
〇日曜学校              9:00

〇讃美歌を歌う会(有志)       礼 拝 後

〇90周年記念事業委員会        礼 拝 後

〇日曜学校教師会           礼 拝 後

 
今 週 の 集 会

 
◎祈祷題 「自然災害の被災地・被災者のため」

「新学期を迎える子どもたちのため」

〇聖書の学びと祈りの会    7月11日~9月12日まで休会

 
牧師予定
牧師夏期休暇 9月10日(火)~9月17日(火)

 
次 週 礼 拝 

< 聖 餐 式 >

 
説教 「欠けた部分を、神様の恵みが覆ってくださる」

鈴木 美津子

列王記上17章8節~16節

ヨハネによる福音書6章1節~15節

讃美歌  28、6、459、198、79、24            板 垣 玲 子

 
日曜学校説教

「4人の漁師を弟子にする」          加 藤 純 子

マルコによる福音書1章16節~20節

2024.8.25週報教会のお知らせ

2024.8.25週報教会のお知らせ

ウェストミンスター小教理問答。
問13. 私たちの最初の先祖たちは、創造された状態で続きましたか。

答 自分の意思の自由に任されていた私たちの最初の先祖たちは、

神に罪を犯すことによって、創造された状態から堕落しました1。

1 創世3:6−8、3:13、伝道7:29

 
【東京中会長老・執事・委員研修会】

日時・場所:9月16日(月・休)10:00~15:00 横浜海岸教会

「今日における伝道の現状と課題について」

 
【2024年神学校一日神学校のお知らせ】

日時・場所:9月23日(月・休) 10:30~15:00 神学校

「歴史神学の射程と方法」 三輪地塩教師(歴史神学部門講師)

*お申込みは本日まで

 
◇8月28日(水)15:30〜

石井洋子さんの訪問聖餐を行います。

2024.8.25 の週報掲載の説教

2024.8.25 の週報掲載の説教

<2024年7月7日の説教から>

  『自分で聞いて信じた』
ヨハネによる福音書4章27-42節

牧師 鈴木 美津子

 
この箇所は、伝道ということについて、さまざまなことを示唆してくれる箇所。ヨハネ福音書に基づいて言えば、サマリア伝道の始まりは主イエスと一人の女性との小さな対話からである。このように伝道は一対一の対話というのが基本である。次に伝道というのは、まず伝えられた人自身がつくり変えられることから始まる。サマリアの女性はもともと、この井戸に水くみにやってきた。ところが、彼女は、その本来の仕事を忘れ、水がめを置いて町に行ってしまった。イエス様との出会いそして対話は大切な水がめを置き忘れさせるほどに、彼女を驚愕させたのだ。この驚きは恐怖ではない。彼女の心が喜びで弾んでいるのだ。このことを誰かに伝えたい。誰かに伝えずにはいられない。彼女はもともと人目を避けて生きてきた。人目を避けて真っ昼間に水を汲みに来ていた。ところが今や、そんなことさえ、どうでもよくなってしまったのだ。主イエスとの出会いが、それほどまでに彼女を変え、恥ずかしさをも克服させた。自分から人の中へ飛び込んでいった。彼女に人との隔ての壁をうち破らせたのである。
福音を伝える人が「喜びで心が弾んでいる」というのは、とても大事なことである。伝えられたことに魅力があるかどうかということだからである。あの人が、あんなに喜びに満ちているのは、いったい何なのだろう。何があの人の表情をあんなに明るくさせたのだろう。何があの人を変えたのだろう。それを知りたい。そのようになりたい。そういうことがなければ、人は関心をもたない。この時のサマリアの人たちも、それまでこそこそと人目を避けていた彼女とはまるで別人のような、明るい表情、はじけるような喜びに満ちた女性が目の前に現れたのを見て、そのような気持ちをもったのだ。だからこそ、「人々は町を出て、イエスのもとへやって来た」のである。彼女は、「さあ、見に来てください」と主イエスを指し示し、人々を主イエスに出会わせようとした。これも大切なことである。伝道において最終的に大事なことは、「私がこのように変えられた。私はこのように生かされている」ということではない。「私を変えたのはこのお方、私を生かしているのはこのお方である」と、主イエスを指し示すことである。