2024.7.14 主日礼拝の案内

2024.7.14 主日礼拝の案内
週 報80巻28号 2024.7.14
 
イエスは言われた。「帰りなさい。あなたの息子は生きる。」

その人は、イエスの言われた言葉を信じて帰って行った。

(ヨハネによる福音書4章50節)

 
主 日 礼 拝       午前 10:30 
 
奏楽 三 輪 志 都 
<神の招き>
 
招 詞   申命記6章4節~5節
聞け、イスラエルよ。我らの神、主は唯一の主である。 
あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、
あなたの神、主を愛しなさい。
 
讃 詠   83(1)
(1)聖なるかな、聖なるかな、
   聖なるかな、主なる神。
   主の栄光は 地に満てり。
   聖なるかな、主なる神。
罪の告白と赦し 詩編51編1節~11節
1【指揮者によって。賛歌。ダビデの詩。 
2 ダビデがバト・シェバと通じたので預言者ナタンがダビデのもとに来たとき。】
3 神よ、わたしを憐れんでください
御慈しみをもって。
深い御憐れみをもって
背きの罪をぬぐってください。
4 わたしの咎をことごとく洗い
罪から清めてください。
5 あなたに背いたことをわたしは知っています。
わたしの罪は常にわたしの前に置かれています。
6 あなたに、あなたのみにわたしは罪を犯し
御目に悪事と見られることをしました。
あなたの言われることは正しく
あなたの裁きに誤りはありません。
7 わたしは咎のうちに産み落とされ
母がわたしを身ごもったときも
わたしは罪のうちにあったのです。
8 あなたは秘儀ではなくまことを望み
秘術を排して知恵を悟らせてくださいます。
9 ヒソプの枝でわたしの罪を払ってください
わたしが清くなるように。
わたしを洗ってください
雪よりも白くなるように。
10 喜び祝う声を聞かせてください
あなたによって砕かれたこの骨が喜び躍るように。
11 わたしの罪に御顔を向けず
咎をことごとくぬぐってください。
讃美歌  357
(1)力に満ちたる 主なる神は
   風さえ み旨のままにおさむ。
   み言葉ひびかせ 語るときは
   輝く太陽も ここに止まる。
(2)逆巻く荒波 岸を打ちて
   高まりとどろき 迫るときも
   力に満ちたる 主のみ腕は
   たちまち嵐を 沈めたもう。
(3)嵐はたけりて 闇は深く
   こずえの鳥の巣 打ち叩けど
   深きみこころの つくりぬしは
   見えざるみ手もて 守りたもう。
(4)世界の国々、その支配者、
   み神のみ旨を おののき聞け。
   みわざをあがめて うやまいつつ
   み前に来たりて み名をほめよ。
<神の言葉>
 
聖 書
詩編33編4節~11節   (旧約P.863)
4 主の御言葉は正しく
御業はすべて真実。
5 主は恵みの業と裁きを愛し
地は主の慈しみに満ちている。
6 御言葉によって天は造られ
主の口の息吹によって天の万象は造られた。
7 主は大海の水をせき止め
深淵の水を倉に納められた。
8 全地は主を畏れ
世界に住むものは皆、主におののく。
9 主が仰せになると、そのように成り
主が命じられると、そのように立つ。
10 主は国々の計らいを砕き
諸国の民の企てを挫かれる。
11 主の企てはとこしえに立ち
御心の計らいは代々に続く。
 
 
ヨハネによる福音書4章43節~54節  (新約P.171)
43 二日後、イエスはそこを出発して、ガリラヤへ行かれた。 
44 イエスは自ら、「預言者は自分の故郷では敬われないものだ」とはっきり言われたことがある。 
45 ガリラヤにお着きになると、ガリラヤの人たちはイエスを歓迎した。彼らも祭りに行ったので、そのときエルサレムでイエスがなさったことをすべて、見ていたからである。
46 イエスは、再びガリラヤのカナに行かれた。そこは、前にイエスが水をぶどう酒に変えられた所である。さて、カファルナウムに王の役人がいて、その息子が病気であった。 
47 この人は、イエスがユダヤからガリラヤに来られたと聞き、イエスのもとに行き、カファルナウムまで下って来て息子をいやしてくださるように頼んだ。息子が死にかかっていたからである。 
48 イエスは役人に、「あなたがたは、しるしや不思議な業を見なければ、決して信じない」と言われた。 
49 役人は、「主よ、子供が死なないうちに、おいでください」と言った。 
50 イエスは言われた。「帰りなさい。あなたの息子は生きる。」その人は、イエスの言われた言葉を信じて帰って行った。 
51 ところが、下って行く途中、僕たちが迎えに来て、その子が生きていることを告げた。 
52 そこで、息子の病気が良くなった時刻を尋ねると、僕たちは、「きのうの午後一時に熱が下がりました」と言った。 
53 それは、イエスが「あなたの息子は生きる」と言われたのと同じ時刻であることを、この父親は知った。そして、彼もその家族もこぞって信じた。 
54 これは、イエスがユダヤからガリラヤに来てなされた、二回目のしるしである。
 
 
祈 り               森 﨑 千 恵
 
 
讃美歌  481
(1)救いの主イェスの とうとい愛は
   疲れた心の のがれる砦。
   責めと恥との 十字架にかかり
   私の罪さえ ゆるして救う。
(2)恵みにそむいた 私を捨てず
   主イェスはその血で 罪をあがない、
   この身をゆるし すべてをきよめ
   いのちと平和を 約束された。
(3)栄光かがやく 主イェスの前に
   燃え立つばかりの 愛をささげて、
   悩み苦しみ すべてを任せ、
   天使の賛美に 声を合わせよう。
(4)十字架の恵みに 喜び満ちる。
   涙にあふれて み前に進もう。
   世に勝利した 主イェスをたたえ、
   かがやく栄光 仰いで歌おう。
 
 
説  教  「主イエスの言葉を信じる」   鈴木 美津子
 
 
<神への応答>
 
讃美歌  449
(1)千歳の岩よ、わが身を囲め、
   裂かれし脇の 血しおと水に
   罪もけがれも 洗いきよめよ。
(2)かよわき我は 律法(おきて)にたえず、
   もゆる心も たぎつ涙も、
   罪をあがなう 力はあらず。
(3)十字架の外(ほか)に 頼むかげなき
   わびしき我を 憐れみたまえ、
   み救いなくば 生くる術(すべ)なし。
(4)世にある中(うち)も、世を去る時も、
   知らぬ陰府(よみ)にも 審きの日にも、
   千歳の岩よ、わが身を囲め。
 
使徒信条
わたしは、天地の造り主、全能の父なる神を信じます。
わたしは、そのひとり子、わたしたちの主、イエス・キリストを信じます。
主は聖霊によってやどり、処女マリヤから生まれ、ポンティオ・ピラトのもとで
苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬られ、陰府にくだり、三日目に
死者のうちから復活し、天に昇って、全能の父なる神の右に座しておられます。
そこから来て、生きている者と死んでいる者とを審かれます。
わたしは、聖霊を信じます。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、
からだの復活、永遠のいのちを信じます。
アーメン。
 
公 告  
 
献金感謝 
 
主の祈り
天にまします我らの父よ、
願わくは御名をあがめさせたまえ。
御国を来たらせたまえ。
御心の天に成る如く、地にもなさせたまえ。
我らの日用の糧を、今日も与えたまえ。
我らに罪を犯す者を、我らが赦す如く、我らの罪をも赦したまえ。
我らを試みに遭わせず、悪より救い出したまえ。
国と力と栄えとは、限りなく、汝のものなればなり。
アーメン
 
頌 栄  26
グロリア、グロリア、グロリア、
父とみ子に、
グロリア、グロリア、グロリア、
聖なる霊に。
グロリア、グロリア、グロリア、
父とみ子に、
グロリア、グロリア、グロリア、
聖なる霊に。
派遣と祝福
 
後 奏 
 
 
礼拝当番
(今週)菊地 晴子

(次週)野田 昭子

献金当番
(今週)安井 英子 鈴木 惠子

(次週)三浦 勇二 國見 照子

 
ライブ配信当番
(今週)小出 勝

(次週)新畑 信

 
 

2024.7.14~2024.7.20 の集会案内

2024.7.14~2024.7.20 の集会案内

      集 会
 
〇日曜学校            9:00

 
〇讃美歌を歌う会(自由参加)   礼拝後

今 週 の 集 会
 
◎祈祷題「教職者のため」

(7月22~23日東京中会教職者研修会を覚えて)」

 
〇聖書の学びと祈りの会  7月11日~9月12日まで休会
 
牧師予定
7月22日(月)~23日(火) 東京中会教職者会(蒲田御園教会)

 
次 週 礼 拝 
 
説教 「起き上がりなさい、床を担いで歩きなさい」 
              鈴木 美津子
詩編88編1節~9節

ヨハネによる福音書5章1節~9節

 
讃美歌 28、18、532、486、27  田  中   愛

 
 
日曜学校説教
「ダビデ、油を注がれる」    森 﨑 千 恵

サムエル記上16章1節~13節

2024.7.14週報教会のお知らせ

2024.7.14週報教会のお知らせ

ウェストミンスター小教理問答
問7 神の聖定とは、何ですか?

答 神の聖定とは、神の御意志の熟慮による永遠の決意です。

これによって神は、ご自身の栄光のために、全ての出来事を

あらかじめ定めておられるのです1。

1 エペソ1:4、1:11、ローマ9:22~23

 
【神学生の夏期伝道のお知らせ】

佐々木英二神学生

期間:7月7日~8月18日

場所:近畿中会の北田辺教会、大阪姫松教会(藤田英夫牧師)

 
◇100歳を迎えられた会員古賀一栄さんの訪問聖餐を、

7月18日(木)、 13:00~ 行います。

出席 牧師鈴木美津子、長老森﨑千恵、親族2名

 

2024.7.14 の週報掲載の説教

2024.7.14 の週報掲載の説教

<2024年5月26日の説教から>

「喜びに満たされる」
ヨハネによる福音書3章22節~30節

牧師 鈴木 美津子

 
天から与えられなければ、人は何も受けることができない(27)」とは、具体的には「あの方は栄え、わたしは衰えねばならない(30)」ということである。「ねばならない」とは、神のご計画の必然をあらわす言葉である。ギリシア語の原文では、この「ねばならない」は、「あの方は栄え」に掛かっている。ヨハネが言いたいことは「主イエスが栄えること、主イエスの御名によって多くの人に洗礼が授けられること、それが神のご計画である」ということである。そのために、自分は、あの方こそメシアであると証ししてきた。今、その役目を終えようとしている。そうして衰えていくのが自分の定めであるとヨハネは言うのである。ヨハネの言葉は、何だかもの悲しい言葉のように聞こえるが、決してそうではない。その直前に、「わたしは喜びで満たされている」とあるように、彼は、大きな喜びに満たされているのだ。

なぜ、彼は喜びに満たされて、このような言葉を語る事ができるのか。彼はその理由を、自分と主イエス、そして救いに与る人々を結婚式の花婿と介添え人そして花嫁に例えて語る。ユダヤの習慣では、花婿には花婿の親しい友人が介添え人となった。結婚式の当日、介添え人は、花婿のために花嫁を迎えに行く。花嫁の姿を見た花婿が喜ぶ声を聞いて、介添人も喜ぶのである。この例えが意味することは、花婿である主イエスのもとに花嫁である人々が集い、洗礼を受け、介添え人であるヨハネは花婿の喜びの声を聞いて、その友人の心が喜びで満たされるように、大きな喜びに溢れる。しかし、「介添え人」は、あくまで主役である「花婿」の引き立て役である。決して目立ってはならない。それが洗礼者ヨハネの役割であり、それでも彼は「大いに喜ぶ」のである。「大いに喜ぶ」を直訳すると「喜びに喜ぶ」となる。さらに、「喜びで満たされている」とは、喜びが、外にあふれ出し零れてしまっている状態のことである。もはや、言葉で言い表すことが困難な喜び、想像を絶する喜び、これが、引き立て役に徹してきた洗礼者ヨハネに今与えられている喜びなのである。そして、これこそが主イエスを証するために用いられる者に与えられる喜びなのである。